季節と時間の流れに合わせたアパレル販売戦略の重要性
"本日は11月14日の社長講話を紹介します。" 代表取締役 岡留 嘉伸
大企業と小企業に共通する「時間」の重要性
今、大企業とか中企業とか小企業とかっていう話がドラッカーからありましたが、大企業でも小企業でも共通して言えるのは、時間があるってことですね。
この時間が経過するごとに、私たちのこの思いとか、それから社会とか自然とか変わります。
四季の変化と日本人の購買意欲
特に日本は赤道よりも北の方に位置してます。そうすると、この時間の経過とともに春、夏、秋、冬と移り変わっていきます。
春は、日本人の場合は春物の洋服を買いたくなるわけです。
夏になると夏物の洋服を買う、そして秋になると秋物の洋服を買う、
冬になると冬物を買うというふうに、年4回買い物をしたくなる。
その時間の経過とともに私たちの欲求も変わります。
季節の流れとアパレル業界の販売戦略
そういう流れをしっかりと捉えて、販売をしていくのがアパレルになります。特に日本の場合は四季がはっきりしてるので、食べ物もかわります。
冬は鍋だったりが食べたくなるし、夏はそうめんだったり冷たいものが欲しくなったりします。
そのように、季節によって活動も変わるし、売り上げも変わります。
年間を通じて売り上げを管理する重要性
1年間を通じて売り上げをしっかりと上げることが日本の場合は要求されます。春が売り上げが低かったら、秋冬で売り上げを上げるとか。
春物の在庫がいっぱい残っちゃうと、今度は資金繰りにも影響してくるし、
夏物が在庫がちょっとあっても金額は小さい、
でも秋冬がいっぱい残っちゃうと資金繰りで倒産してしまう。
そういうことがありますので、しっかりと管理をして売り切る必要があります。
少しずつ売り切る「リトルバイリトル」戦略
そのためには、常日頃からのステップバイステップですね。リトルバイリトル。毎日毎日少しずつでも春物は春物で売る。
夏物は夏物で売る。そして稼ぐところが秋冬なので、秋冬でしっかり稼ぐ。
このように年間のスケジュールを立てないと、思うように売れないで、在庫になってしまうと
赤字になってしまいます。
年間計画と在庫管理の重要性
ですから、その年間の計画をしっかり立てて売り切ることが大切なのです。作ったものを全部売り切る為には、それを一気にドカンと売ることは難しいですから、
リトルバイリトル、毎日毎日少しずつその季節のものを売っていくというのが、
アパレルのもうどこでもやってることです。それが基本になります。
CVと帳票の見方で顧客に提案することの重要性
CVはそういうのを色々な見方から見れるように工夫をしてあります。ですから、皆さんもそういう見方で帳票とかCPAを見ていただきたいんですよね。
で、それをお客さんにも提案をしていただきたいと思います。
本日も1日リトルバインリトルでいきたいと思います。
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